枡(ます)


枡(ます)

 お米などの穀類やお酒など量って売ったり買ったりするときや、ご飯を炊く時にお米の量をはかるなどに使いました。 一合、五合、一升などの枡があります。


スーパーマーケットなどでは、5kgや10㎏の袋詰めにしたものが売られていますが、お米などの容積は、1合、1升、1斗などの単位、昔ながらの尺貫法であらわします。 

 単位      米の重さ    かさ       言葉の使い方 

1勺(しゃく)   約15g   

 1合(ごう)   約150g    約180cc      お米を3合 炊く

 1升(しょう)  約1.5㎏   約1.8リットル         1升ビンに入れる

 1斗(と)         約15㎏        約18リットル      1斗缶に入った油 

 1俵(ひょう)   60㎏                    米俵 を2俵かつぐ

 1石(こく)   約150㎏      約180リットル     百万石の大名 


 


枡を使ってお米をはかるときは「すりきり」に 


 お米をはかるときは、まず枡にお米を山になるように入れます。この時枡をゆすったりお米をおしつけたりしてはいけません。


その後「とかき」という棒を使って枡のふちにそって平らにします。これを「すりきり」といいます。 



また、学校でノートを使うときに「1マス目をあけて次のマスから書き始める」というような言い方をしますが、この「マス」というのは枡の四角い形からきています。