船舶用コンパス(せんぱくようこんぱす)

船舶用コンパス(せんぱくようこんぱす)

 船が進む方向を確認するための装置で、羅針盤ともいいます。密閉された容器の中に水が入っていて、水に浮いた状態の方位盤が回転する仕組みです。船首がどの方角に向いているかが一目でわかります。揺れる船の中でも水平が保たれるような工夫がされています。


おそらくこのような木箱に収められ、船内に固定して使用されていたと考えられます。 

木箱は参考資料を元に新たに制作したもので、材料や寸法・形状などは正確ではありません。